麻木久仁子さん 乳がんの放射線治療

検診で早期のがんが見つかった女性がいる。
タレントの麻木久仁子さん５０歳。
クイズ番組などに知的キャラとして多数出演している彼女。
去年１１月に乳がんの手術を受け現在、放射線治療に平日毎日通っている。
彼女が乳がんを早期発見できたわけは…。過去の健康な状態での画像と比較して初めて両胸にあった早期の乳がんを発見できたのだという。
乳房の中の腫瘍だけを取り除く温存手術を行い乳房は守られた。

今日はがん早期発見プロジェクトということで乳がんを取り上げているんですが１６人に１人が日本の女性、乳がんにかかる可能性があるということで詳しく専門家にお話を伺います。
乳がん啓蒙のためにいつもピンクリボンということでピンクをお召しになっているそうです。
毎日ピンクなんですよね。洋服はすべてピンクでここにもピンクリボンを着けています。
今日も詳しくよろしくお願いします。早期発見が大事だという話であったんですけどなぜ、早期発見がいいか。
早期発見は５年生存率９０％以上ということで。
もちろん早く見つかるほうが治るということです。
ほかのがんに比べても早期発見の生存率の高さはやっぱり際立ってるんですが乳がんは。
乳房は体表に出ていますので早期発見がしやすいという点が１点とあと、治療がいろんな選択肢があるんですね。
たとえ再発転移を起こしてからもいろんな治療が使えますのでほかのがんに比べてかなり生存率というかそこからの時間が長いタイプのがんだといえます。
早期発見でこんな違いが出るというデータがあるんですがアメリカとの比較です。
ご覧いただくと乳がんにかかる人数というか確率は高まっているんですけど死亡率、点線のほうをご覧ください。
日本は高くなってるんですけどアメリカはちょっと減ってるのわかりますか？
これ、なぜアメリカでは減っているのでしょうか。
もちろん、いろんな要因がありますけれどもやはり治療の選択肢が広がったとか治療の進歩もありますがアメリカのほうでは検診がすごく盛んに行われていてかなり検診を受けられる方がすごくたくさんいらっしゃってそれで、すごく早期に見つかってきたことも１つの一因だと思います。

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